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【1.資産運用の基礎知識】 金利の変動要因

 2008年後半から世界的な景気後退が始まりました。2010年を迎えた現在も企業業績の低迷は続き、今年一年をどう乗り切るのか各企業にとって試練の年となるでしょう。景気後退に伴い金利は世界的に低下しました。

 一般的に株価の上昇は景気の好調さの反映だと言われます。好景気が継続すると、景気の過熱感を抑制するために金利が上昇することが考えられます。

 現在の低金利が長引くであろうという予想は、2009年11月の菅副総理(経済財政担当相)による、いわゆる“デフレ宣言”からもわかります。金利が上昇する要因のひとつに「消費者物価指数が上昇基調になること」が挙げられます。この消費者物価指数とは、総務省が発表する「生鮮食品を除く総合指数」のことで俗にコアCPIと呼ばれるものです。消費者において重要と考えられる600ほどの商品から価格変動が激しい生鮮食品を除いた商品群の価格上昇率のことです。

 主要国の消費者物価指数の推移をグラフ化したものが下の図です。2008年の景気後退に合わせて物価も除々に低下しているのがわかります。しかし2009年7月以降、日本以外の主要国は少しずつ上昇しているのです。日本だけデフレから脱却できず取り残されてしまいました。今後日本も主要国に続き、物価が上昇するとしても、それが“基調”となるためには少なくとも数か月連続でプラスになることが必要でしょう。

主要国の消費者物価指数変化率 前年(同月)比
 物価が上昇し、経済全体に活気がいきわたる基調になったときに、ようやく金利は上昇します。消費者物価指数は、新聞や総務省統計局のホームページで確認できます。これをもとに金利上昇時期を占ってみてはいかがでしょうか?

※ 総務省統計局 消費者物価指数(CPI):http://www.stat.go.jp/data/cpi/


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