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40歳代

心身ともに充実の時代、健康に気を配ろう

 心身ともに充実する半面、職場での人間関係や役割・責任が重くなるなどのほか、家庭での子育ても重なり、望ましい生活習慣を維持することが難しくなる時期でもあります。

健康には特に気配りを

体重を維持する

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 暮らし方がその後の糖尿病や高血圧症、高脂血症や心臓病(虚血性心疾患)、脳卒中などの生活習慣病の発症・発病に大きく関わってきます。 体重を維持するために、エレベータより階段を利用する、なるべく歩く、スポーツをするなどの健康によいことは進んで日常生活に取り入れましょう。40歳代はまさに、健康であることを前提とした「心身の充実」を目指す年代です。

|「計るだけダイエット」|

 健康体重を維持するためにおすすめなのが「計るだけダイエット」。朝晩2回体重を計り記入するだけの簡単ダイエット術ですから、意識が少々低くても、ゲーム感覚で自分への競争心と多少の義務感、プレッシャーも手伝って成功する訳です。
 朝晩2回が無理なら定期的に毎日1回、寝起きなどの決めた時間に体重を計り、きちんと記入することがダイエットの基本です。
 太った人で「水で太る」、「間食なんてしていない」と話す人が周りにいませんか? 太るメカニズム(肥満)はごくごく単純で、<食べた量(エネルギー)>と<消費したエネルギー>の差し引き計算で求めることができます。そこで食べたものを記録に残せば、実は食べ過ぎていることがしっかり確認できます。

健診の機会を逃さない

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 職場や市区町村で行われる健康診断(メタボリックシンドローム診断)は必ず受診し、健診結果を毎日の活動・運動や食事の改善につなげたり、糖尿病、高血圧などの生活習慣病の早期発見・早期治療につなげていくことが大切です。

運動や食事と同じレベルでこころのケアを

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 職場や家庭で悩んでいることがあれば、相談できる友人や家族、ケースによっては精神科クリニック、カウンセラーにかかり、ストレスやこころの病に対処しましょう。

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健康で過ごすために

歩行や定期的な運動習慣をもつ

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  • ウォーキング(歩行)などで脂肪を燃焼させる。
  • エレベータではなく階段を利用する。
  • 休日やアフター5にスポーツ・運動をする。

エネルギー(カロリー)の摂りすぎ、生活習慣病に注意する

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  • 自分の標準体重(BMI(注1))を知り、肥満に気をつける。
  • 1日3食、食事ごとにバランスよく食べる。
  • 塩分を控えめにして、野菜や果物を多く摂る。
  • 栄養は食事から摂ることが大切ですが、不足しがちな栄養は栄養補助食品で補うことも。

(注1)BMI(Body Mass Index) :肥満度の判定方法の一つで、体脂肪率とも相関している。体重(kg)÷身長(m)2で求められる。標準値は22.0。

BMI数値

|1日に摂りたい野菜の量は350g|

 1日350gの野菜(うち、緑黄色野菜120g)」を摂ることを厚生労働省は推奨しています。でも、生の野菜はなかなかたくさんは食べられないもの。そこで不足しがちな野菜を野菜ジュースで補うこともできます。ただし、ジュースだけでは十分ではありません。
 野菜ジュースは、あくまで「食べる」を補う飲み物と考えたほうがよいでしょう。

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休養とストレス解消に気を配る

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  • 十分な睡眠をとる。
  • スポーツや趣味でストレスに強くなる。
  • 酒は百薬の長、大飲は百害の因、ストレス解消のアルコールはほどほどに。
  • 睡眠導入剤に頼らないようにする。

自分のこころを知る

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  • 気軽に相談できる人を見つける。
  • 相談できる医療機関やカウンセラーをつくる。

健康診断は必ずうける

  • メタボリックの人は、毎日の食事と歩くなどの運動をこころがける。
  • 健康診断で「要再診」「要治療」なら必ず受診する。
  • 家族の「かかりつけ医」をもつ。

歯周病をチェックし、予防する。

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  • 歯ぐきを定期的にチェックする。
  • デンタルフロスや歯間ブラシを使う。
  • 「かかりつけ歯科医」で定期的に検診を受ける。

たばこ・飲酒の身体への影響を知る

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  • 生活習慣病が気になる年齢だから禁煙する。
  • マナーを守り、職場や家庭での受動喫煙を防ぐ。
  • イライラやストレスの解消にたばこやアルコールに頼らない。
  • 習慣的な飲酒、大飲はこころと体にダメージを与える。

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