2026.01.05
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働き方や暮らし方の変化に対応
公的年金シミュレーターの活用
 厚生労働省から「公的年金シミュレーター」という年金額を試算するためのツールが提供されていることをご存じでしょうか。スマートフォンやパソコンなどで、ご自身のライフスタイルの変化に応じた将来の年金受給見込み額が試算できます。
公的年金シミュレーターで試算できること

 公的年金シミュレーターは、厚生労働省が開発した年金額簡易試算ツールです。

 令和2年の年金制度改正法(※1)の内容(被用者保険の適用拡大、在職中の年金受給の在り方の見直し等)を反映させた老齢基礎年金や老齢厚生年金の額(※2)を試算することができます(表1)。試算に使われる年金額は、令和6年度の年金額です。転職や退職などの働き方の変化や、年収の増加や退職時期の延長などの暮らし方の変化に応じた年金額を試算することができます(表2)。

 なお、障害年金、遺族年金、昭和60年改正前の旧法の老齢年金額等には対応していません。

※1 正式名称は、「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第40号)といいます。

※2 年金額の試算結果は年額(千円単位以下四捨五入)で表示されます。また、老齢基礎年金と老齢厚生年金は合算した額が表示され、内訳は表示されません。

表1 公的年金シミュレーターで対応している項目、対応していな項目
表2 公的年金シミュレーターで入力できる働き方・暮らし方の変化
公的年金シミュレーターが使えるブラウザとOS
 公的年金シミュレーターの主な特徴は、①操作の簡便さ、②将来の働き方や暮らし方の変化に応じた柔軟な試算機能、③個人情報管理の安全性です。

公的年金シミュレーターの特徴
① 操作の簡便さ
スマートフォンで二次元コード(厚生労働省のホームページやねんきん定期便に登載)を読み取ることにより簡単に公的年金シミュレーターのページにアクセスできます。パソコンからアクセスすることもできます。いずれも、IDやパスワードは不要です。試算に必要な最低限の項目を入力することで老齢年金の年金額を試算することができます。
② 将来の働き方に応じた柔軟な試算機能
働き方・暮らし方の変化によって年金額にどのような変化が生じるか、随時変更して試算することができます。変更内容はグラフで視覚的に確認することができ、スライドバーを動かすことで変化がひと目でわかります。繰上げ・繰下げ受給の試算も行えます。
③ 個人情報管理の安全性
入力された情報は記録・保存されません。

公的年金シミュレーターが使えるブラウザとOS
 下記のバージョン以上のブラウザとOSに対応しています。なお、従来の携帯電話では正確な動作が保証されていません。また、スマートフォンやタブレットを横向きで使用することはできません。
<ブラウザ>
 ●Windows
  ・Microsoft Edge 119.0.2151.58、
  ・Mozilla Firefox 115.4.0、
  ・Google Chrome 119.0.6045.160
 ●Macintosh
  ・Safari 17.1.1
<OS>
 ●スマートフォン(iPhone)  iOS:17.1.1
 ●スマートフォン(Android) Android バージョン:12
 ●パソコン Windows 10 Pro(22H2)
公的年金シミュレーターとねんきん定期便の違い
 公的年金シミュレーターは、働き方や暮らし方の条件を変えると年金額がどのように変わるかをシミュレーションすることにより、利用者のライフプランの設計に役立ててもらうことを目的としています。年金額は、利用者の入力したデータに基づいて試算されます。
 一方で、ねんきん定期便は、これまでの実際の年金加入記録とその時点での見込額を個人に通知するもので、記載内容に間違いがないかを利用者に確認してもらう目的があります。年金額は、日本年金機構に記録されている加入実績に基づいて計算されます。
 従って、公的年金シミュレーターの試算結果とねんきん定期便に記載されている年金額は異なるものです。
公的年金シミュレーターの使い方

1.公的年金シミュレーターのページにアクセスします

<スマートフォンから>

 厚生労働省のホームページやねんきん定期便に登載されている二次元コードを読み取ります。

 ねんきん定期便(令和4年4月8日以降発行分)の二次元コードを利用すると、年金加入記録が自動的に読み込まれるため、入力項目は生年月日だけです。

<パソコンから>

 「公的年金シミュレーター」と検索し、厚生労働省の公的年金シミュレーターのURLにアクセスします。(https://nenkin-shisan.mhlw.go.jp/

2.基本情報(生年月日)を入力します

 生年・月・日をそれぞれプルダウン形式で入力します。

3.ねんきん定期便をお持ちの方は過去の加入履歴を自動入力できます

 ねんきん定期便がお手元にあれば、ねんきん定期便についている二次元コードを読み込むことでこれまでの加入記録を自動入力することができます。ねんきん定期便がお手元にない場合は、4の働き方・暮らし方を入力します。

 二次元コードを読み込むと、下図のような過去の加入履歴が表示されます。

4.働き方・暮らし方を入力します

①職業を〔自営業・フリーランス/会社員・公務員/パート・アルバイト(国民年金第1号被保険者)/パート・アルバイト(厚生年金)/配偶者の扶養(国民年金第3号被保険者)/学生・働いていない(国民年金第1号被保険者)〕から選択します。

②就労期間を入力します。ただし、国民年金第1号被保険者に該当する職業の就労期間は20歳以上59歳以下、第2号被保険者に該当する職業の就労期間は16歳以上75歳以下で入力します。この範囲を超えるとエラーとなります。

③年収(平均額)を入力します。

④保険料の付加納付の有無を入力します。

⑤「+働き方・暮らし方を追加する」で職業と就労期間を入力することで、転職や再就職などを行う場合のシミュレーションが行えます。

5.受給開始年齢を入力します

 65歳で受給する場合のほか、繰上げ受給、繰下げ受給をしたときの年金額を試算できます。

6.国民年金保険料に免除期間がある方は入力します

 全額免除を受けた期間、一部免除を受けた期間がある方は何年何カ月受けたかをプルダウンで入力します。

7.年金受給開始時点の税・社会保険料額をみることができます

 公的年金シミュレーターの税・社会保険料額は、単身者を前提に、年金収入のみに基づいて算定しています。(世帯年収やその他の収入は考慮していません)。

 なお、所得税以外は東京都新宿区の制度を元に算定しています。また、算定式については令和4年度の式を用いています。

各税・社会保険料の減免措置の考慮について
<介護保険料>
 単身者で年金収入のみの前提(保険料段階の第6段階以降)で計算しているため、保険料段階の第1段階~第5段階には対応していません。
<後期高齢者医療制度>
 均等割・所得割軽減を考慮して計算されています。
<住民税>
 
単身者である前提のため、総所得金額が45万円以下の場合、所得割、均等割ともに課税対象外として計算しています。また、調整控除(税額控除)を考慮して計算されています。

※税・社会保険料額の試算結果は、年金収入のみに基づいて算定した「概算」であり、実際とは異なります。

 税・社会保険料率等は市区町村で異なるため、加入先の市区町村へお問い合わせ下さい。

8.試算結果をみます

 必要事項をすべて入力して「試算する」をクリックすると、試算結果が画面表示されます。

 試算結果や入力した情報は、サイトを離れると消去されます。

 公的年金シミュレーターは、年金額を簡易に試算することを目的としており、実際の年金額とは必ずしも一致しません。より正確な年金見込み額の確認をする場合には、日本年金機構の「ねんきんネット」をご利用ください。

 試算結果はCSV形式でも出力することができます。

<以上、厚生労働省「公的年金シミュレーター使い方ホームページ」より>
https://www.mhlw.go.jp/stf/kouteki_nenkin_simulator.html  

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