キャリアコンサルタントの職場と仕事（例）
＜企業で＞
●相談者が目指すどんな職業生活を目指すのかを明確にし、それを実現するための計画を立てる。
●就労や能力開発に対する意欲の向上や課題などに対する「気づき」の機会を提供する。
＜ハローワークで＞
●求職者がどのような職業を選択したいか、目標は何かといったことを明確にし、それを実現するための計画を立てる。
●就職活動の支援や職業訓練機関への橋渡しを行う。
＜教育機関で＞
●学生がどんな職業を選択したいか、そのために何を学ぶのかといったことを明確にし、それを実現するための計画を立てる。
●円滑な就職活動を支援する。

キャリアコンサルタント試験の受験要件　※下記のいずれかに該当する方
　★実務経験の有無は問いません。
①厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した方
②労働者の職業の選択、職業生活設計、職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験がある方

キャリアコンサルティング技能士に求められるレベル
＜2級＞
個人の相談に対して相談者との関係構築のもとに問題・課題などを見立てることができ、1対1の相談支援が的確にできるレベルが求められます。
＜1級＞
個人の相談支援を2級より高い水準で的確に行うキャリアコンサルティング能力を有し、組織への働きかけや関係者との連携などのコーディネート能力が求められ、キャリアコンサルタントからの相談に対して不安を解消し、気づき、成長を促すような指導・アドバイスができるレベルが求められます。

＜キャリアコンサルティング協議会「5分でわかるキャリアコンサルティングの資格試験」より＞
https://www.career-shiken.org/lp/

キャリアコンサルタンティング技能検定の受験要件　※下記のいずれかに該当する方
★キャリアコンサルタント試験に合格している方でも、2級、1級ともに3年以上の実務経験が必要です。
＜2級＞
① 5年以上の実務経験を有する方
② 4年以上の実務経験を有する方で、大学において検定職種に関する科目について20単位以上修得し、卒業した方
③ 4年以上の実務経験を有する方で、キャリアコンサルタント試験の受験要件を満たすものとして厚生労働大臣が認定する講習を修了した方、または同等以上の講習を修了した方
④ 3年以上の実務経験を有する方で、大学院において検定職種に関する科目について8単位以上修得し、修了した方
⑤ 3年以上の実務経験を有する方で、キャリアコンサルタント試験に合格した方、またはキャリアコンサルタントである方
＜1級＞
① 10年以上の実務経験を有する方
② 9年以上の実務経験を有する方で、大学において検定職種に関する科目について20単位以上修得し、卒業した方
③ 9年以上の実務経験を有する方で、キャリアコンサルタント試験の受験要件を満たすものとして厚生労働大臣が認定する講習を修了した方、または同等以上の講習を修了した方
④ 8年以上の実務経験を有する方で、大学院において検定職種に関する科目について8単位以上修得し、修了した方
⑤ 8年以上の実務経験を有する方で、キャリアコンサルタント試験に合格した方、またはキャリアコンサルタントである方
⑥ 2級の技能検定に合格した方で、その後3年以上の実務経験を有する方

＜厚生労働省「キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタント」より＞
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/career_consulting.html
＜厚生労働省「キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタントの現状」より＞
https://www.mhlw.go.jp/content/12602000/000857572.pdf
＜キャリアコンサルティング技能協議会ホームページより＞　https://www.career-cc.org/