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【食を楽しむ⑦】通勤前の一杯! 駅地下ジューススタンド



「ジュースで栄養補給するスタイル」は、青汁やスムージーなどで、私たちの暮らしにもすっかり定着化しました。新鮮な野菜や果物をミキサーにかけて作るお手製ジュースが朝ごはんになった方も多いのではないのではないでしょうか?
最近では、コールドプレスしたジュースで体内浄化やダイエットをする「ジュースクレンズ」も流行っています。そんな様々な展開をみせる「ジュース」、そして「駅地下ジューススタンド」の魅力とは何でしょうか?

気軽に栄養チャージ

駅チカや駅構内に最近よく見かける『ジューススタンド』。通勤前や出先で気軽に一杯飲めてとても便利です。そこで今回は、簡単に栄養補給できる『ジューススタンド』にもスポットをあてながらご紹介しましょう。
1.ジュースの良さって?

何よりもフレッシュさが大切

「ジュース」と一言に言っても色々です。例えばスーパーで見かける濃縮還元やストレートと書かれたジュースは、100%果汁と明記されてあっても、加熱処理や冷凍処理がされているため、生のジュースとは言えません。また人工的にビタミンを添加しているケースもあります。そのため、健康を意識するなら、断然、素材をまるごと活かしたフレッシュ(生)ジュースをおすすめします。

酵素を体内に

ジュースのメリットは、野菜や果物に含む様々な栄養を一度に摂取できる点ですが、なかでも今一番注目したいのが「酵素」です。酵素は、ビタミンやミネラル、タンパク質など人間に必要な栄養をスムーズに消化・分解・吸収する役割を担っており、健康維持や美肌に欠かせない栄養素です。ですが、忙しい現代人、ストレスや栄養不足で体内酵素は減少傾向にあると言われています。酵素が減ると、代謝が悪くなり、免疫力低下で不調の原因にも。そこで、酵素を豊富に摂取できる方法として、改めてフレッシュジュースが注目を浴びているのです。

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2.駅地下ジューススタンドを利用しよう

気軽さが一番の魅力

フレッシュジュースの人気の加速とともに、ジュース専門店(飲食店)を見かける機会が増えてきました。なかでも、昔はデパ地下などでしか見かけなかったジューススタンドですが、最近では駅チカ(地下)、駅構内にも出店が相次ぎ、最寄りの駅や通勤でよく利用する駅にあるという方もいらっしゃるでしょう。働くサラリーマンやOL、学生、親子連れ、高齢者に至るまで幅広い世代が利用する“駅”を拠点に展開するジューススタンドは、気軽に栄養チャージできる絶好の場所ともいえます。

特に主要駅近くにあるジューススタンドは、入れ替わり立ち替わり通勤利用のお客さんで大賑わいしています。電車を利用する通行客の目に留まりやすいオープンな店構え、そして、野菜や果物の色をそのままに見せた色とりどりのジュースが目に飛び込んできて、とても食欲をそそるのも、利用したくなるポイントです。また、その場で飲んで、コップを捨てて、次のアクションに繋げることができる気軽さもいいですよね。

ジュースにも旬を

最近、ジューススタンド各社、素材や商品ラインナップにも力を入れています。そこで今回は、駅チカ駅ナカなどで全国40店舗を展開する『H社』の広報の方にご協力いただき、商品(ジュース)の魅力について質問形式でお答えいただきました。

駅地下ジューススタンドにもオリジナリティが必要〜『H社』
駅チカはもちろん駅構内にも店舗があります。『電車が来るまで3分ハニー』をキャッチコピーに、“はちみつ”をベースに果物、野菜、牛乳、ヨーグルトを掛け合わせたジュースを展開しています。

■利用されるお客様の層に何か特徴はありますか?
お店がある駅や立地によって特徴があります。全店目線で見ると、サラリーマンやOLの方はもちろん、子連れのお母さまや高校生、学生さんなど、幅広い世代の方にご利用頂いております。

■御社ならではの強みがあれば教えてください。
特選シリーズの展開や、旬や産地などにこだわった食材の季節商品(メロンやいちごの産地リレーなども)にも力を入れています。また、健康と美容をサポートしたいと思い、食物繊維豊富なグラノーラとヒアルロン酸をジュレ状にした食感も楽しいトッピング商品を販売しています。

■コンセプトを“はちみつ”にしたのはなぜですか?
オリジナルブランドを立ち上げるにあたり、しっかりとしたコンセプトが必要と考え、太古の昔から自然な健康的食品であるはちみつに着目しました。

■商品開発で大切にしていることは何ですか?
素材の持っている特徴や味、色を活かしながら、他の食材との組み合わせで美味しい商品に仕立てることを大切にしています。

■季節ごとでメニューラインナップに何か工夫はしていますか?
夏は店舗限定でスムージーを、冬はスープと焼き芋の販売をしました。

■野菜ソムリエの方が開発に携わっていると伺いましたが、どんなメニューですか?
弊社の商品開発担当者が資格を取得して開発したメニュー、GREENシリーズ(東京GREEN、千葉GREEN)がそれにあたります。東京GREENであれば、東京都江戸川産の小松菜を使用。野菜の知識に詳しい者が開発することで、野菜の特徴や色味を活かした商品作りができるのも魅力の一つです。また野菜が苦手な方でも美味しく飲めるようにブレンドにするなど、ジュースを通じて野菜の魅力を伝えることにも重点を置いています。

■素材へのこだわりなどありますか?
日本列島は縦長なので、旬を追いかけて産地をリレーするよう商品チェンジしていく試みも行っています。販売時期に旬を迎える産地の食材を使用するよう心がけています。

■一番人気のドリンクは何ですか?
5種類の果物(オレンジ・もも・パイン・りんご・バナナ)が入った看板商品の「ミックスジュース」です。

以上、『H社』にお答えいただいた質問&回答でした。
お話を伺って、『産地をリレーする』、つまり野菜や果物が一番美味しくなる旬の時季にその素材を楽しめるメニューがあるのはとても魅力的なことと感じました。旬の食材は旬じゃない時に比べて栄養価も高く、素材自体のパワーも強いので、それを体内に取り入れることは、健康面でもとてもプラスに働きます。また、人気は「ミックスジュース」で、家では数種類のフルーツを揃えて、一度に食べる機会も少ないですよね!? 一度に数種類の食材を摂取できるのも、こうしたジューススタンドの良さといえるのではないでしょうか。

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3.まとめ

健康ブームの流れから、野菜や果物を生で摂取できるジュースのお店が数多く存在しますが、“何かのついでに”、“ちょっと立ち寄る”そうした気軽な一杯が心と喉と体を潤すのにはとても大事です。飲みたい時にそこにある、そんな駅チカジューススタンドは今後も大注目!また、飲むタイミングにもこだわってみてください。食後よりも食前に、朝食を抜きがちな人であればそれを朝食代わりに、小腹が空いている時のおやつ代わりに…。通常の食事においても、酵素を多く含む生のフルーツや野菜を最初に食べることが、酵素の働きをより効果的に引き出すとして、ダイエット効果にもつながると今話題になっています。美容にも健康にもいいフレッシュジュースを、日々の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

田中恵子(フードライター)
編集プロダクション、WEB制作会社を経てフリーランスに。フード、ファッション、介護などの媒体で、取材・執筆・編集を担当。食べることが大好きで、フード系の取材は多い月で30件にも及ぶ。最近では横浜の農を普及する「はまふぅどコンシェルジュ」を取得。月刊誌「カフェ&レストラン」(旭屋出版社)では、野菜がおいしいお店を紹介する『VegiLove』を連載中。
http://www.asahiya-jp.com/cafe_res/

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